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ボイドをコンクリートスラブ内に通し、軽量化するとともに高い強度を実現するボイドスラブ工法を採用。公庫基準(150mm)をはるかにクリアした約250〜約275mm(一部約300〜約350mm、また水廻り部は約200mm)で優れた遮音性を確保。小梁が不要なためお部屋がスッキリします。

建物構造体を支える基礎の支持杭は、S棟68本(深さ約9m〜約13m、杭径500mm〜600mm)、C棟50本(深さ約10m〜約16m、杭径600mm)、N棟37本(深さ約10m〜約13m、杭径600mm)と合計155本もの杭を、安定した堅固支持層まで打ち込み、建物と基礎を地盤にしっかりとつないでいます。頑強な支持力で建物を支え、耐久性・耐震性を高めています。



躯体を支える柱の主筋(垂直の鉄筋)に巻きつける帯筋には、耐震性の高い構造とするために溶接閉鎖型せん断補強筋を採用し、巻きつける間隔を10cmピッチ以下にするなど、地震時の強いせん断力から柱を守り、より粘り強い構造とすることができます。

床や壁など主要構造部のコンクリート内の鉄筋を二重に組むダブル配筋を採用して、シングル配筋よりも高い強度と耐久性を実現しました。

サッシ開口部、とくに角部分には地震の揺れや、コンクリートの乾燥による収縮でヒビ割れが発生しやすくなっています。斜め方向に発生するケースが多いためその方向と直角にヒビ割れ防止補強筋を配し、効果的な対策をしています。



地震時にドア枠やドアガードが変形し閉じ込められるのを防ぐため、枠とドアのクリアランスを大きくとった耐震枠と、ストッパー部分が上下に可動する耐震ドアガードを採用しました。

地震などで建物が揺れて、中の物が落下し、食器などの破片が飛び散るような事態を防ぐため、扉に耐震ラッチを採用しました。

今回計画の住宅の用途に供する建物は、構造上、3棟としており、隣棟間にエキスパンションジョイントを設けています。地震時には各棟がそれぞれ異なる挙動をしても問題とならない様、構造体に十分な間隔を持たせた上で、この隙間をエキスパンションジョイント金物でつないでいます。



天井は、配線や配管をコンクリートに埋め込むのではなく、二重構造にすることでできた空間に配置することにより、メンテナンスチェックが行い易い構造としています。(一部除く)

流水音が住戸内に伝わりにくいよう、排水管の遮音にも配慮されています。居室に直接面する排水管には、グラスウールが巻かれ、さらに遮音シートが巻かれることによって遮音性が高められています。



コンクリートは、打ち込み前の「受入検査」とそのサンプルにおいて「圧縮強度試験」によりコンクリートの強度を確認しています。

アルカリ性のコンクリートは年月とともに、大気にふれる表面から中性化が進行し、中性化が鉄筋に達すると錆が生じて建物の劣化が進行します。そこで、これを防ぐひとつの策として、鉄筋を覆うコンクリートの「かぶり厚さ」を日本建築学会発行「建築工事標準仕様書」(JASS5)に準拠した設計で、劣化防止に配慮しています。



エアコンの効率を高め省エネに貢献するため、また外気温と室内の温度差で生じる結露を防いで快適な暮らしと建物を守るために、様々な断熱対策を行いました。外気とふれあう内壁面・柱・大梁には発泡ウレタンフォームを吹付け、その上に仕上げ材などを貼った多重仕様。また、日照による温度上昇が見られる最上階、結露が出やすい最下階住戸のスラブ下にはポリスチレンフォームを打ち込むなど、場所ごとに適した断熱仕様を施しています。



床のコンクリートスラブ厚を約250〜約275mm(一部約300〜約350mm、又水廻り部は約200mm)とし、フローリングは遮音等級LL-45(最下階はLL-50)を採用。建物構造の耐力や、気になる上階の生活音に配慮しました。

戸境壁厚は約180mm〜約200mmを確保しました。日常生活の声や音が隣接住戸へ伝わるのを抑制し、プライバシーと静かな暮らしを守ります。


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